愛する人また逢える日まで

明日があるとおもってた。突然くも膜下で亡くなった主人、また一緒になれたら。。そんな同じ思いを持つ人の明日へと繋がりますように。

葬儀の日

10月6日葬儀

Jの身体が無くなった日。


小学校、中学校、高校と

仲間たちがこんなにたくさん。



葬儀のお別れの曲は

ウルフルズのサムライソウル。




サムライソウルはいつも

自分と照らし合わせて

サムライを自分の姓にかえて

熱唱していた。




トータス松本の詩が好きだった。




火葬場にもみんなきてくれた。



いろんな昔の写真を同級生の

みなさんがもってきてくださった。



昔からみんなを楽しませようと

してた楽しそうな写真ばかり。




葬儀後、娘がくれたライン。


『ママJをパパにしてくれてありがとう。

幸せやった。』



たった3年のお父さん。

たった3年の旦那様。



なんで。。。

なんでこんなに早くいっちゃったの。。



初七日をすませ自宅に

骨となって帰ってきた。


あの時から固形が

喉を通らない。。。


すると

おねえさんと旦那さんが

温かいもの食べにいこうと。


おうどんが身にしみる。



おねえさんが

『Jは介護も寝たきりにもならず

人生を終えたことはよかったよね。』


と言ってくれ心が少し楽に。



でもやっぱり後悔ばかり。

自分を責めてばかり。


ごめんね。。。


あの時と同じ雲

10月5日通夜の日。


本当は人生初の歌舞伎を

みにいく約束だったのに。。。




昼にはもうJは棺に

はいってしまった。



家から葬儀場にむかうときの

空が偶然ハワイで挙式した日の

空と同じ雲だった。



葬儀場の中心の遺影は二人で

プロフィール写真として

手を繋いで撮ってもらった写真。



この写真が遺影になるとは。。

全国からたくさんの方々からの

お花や弔電。


それだけJが愛されてた証。



棺に思い出の品を入れる時、

涙が止まらない。



でも私は喪主。しっかりしなきゃ。


現実にやらなきないけないことを

しながらも隙間に涙が溢れてくる。



Jとの思い出の写真たち。



たくさんの思い出を

みんなと分かち合いたい。


濃い濃い時間だったことを。


スタッフのみんなが

協力してくれて間に合った。


皆さんに主人の歴史を

分かち合ってほしい。


これだけ人をおもい、楽しませ

濃い人生を駆け抜けて

きたんだってことを。。。



お通夜には思いがけない

仲間たちが東京、千葉、埼玉、

福岡、四国、高知など

全国各地から駆けつけてくれた。


会社関係の方々も

ただの付き合いではなく

本気で一緒に泣いてくれた。



関西ではお通夜が終わったあと

みなさんに身内だけではなく

来てくださった方々へお食事を


召し上がっていただく。


その間たいてい

棺は葬儀場にひとりぼっちが多い。


でもさみしがりやのJだから

ぜひみんなと同じ場所でいさせて

あげたい!とおねがいすると

わざわざ移動して

いただけた。


こうやってゆっくり顔見れて

よかった!


とみなさん喜んでくれた。


たくさん

おもいおもいにいろんな話を

してくださった。



昔からあなたはたくさんの

人たちのヒーローだったんだね。



亡くなる前も古い友人たちにも

連絡してたんだね。


いつか飲もうな!って。


でもいつかはない。

また明日なんてないんだ。


やりたいとおもったら

いつ?と決めるくらいの日々を

歩むべきだと教えてくれたよう。。


自責の念。。。

主人は自宅で亡くなっていたので

検死にいかないといけない。


警察の人は全てやりたいようだが

もう亡くなってからもメスは

入れて欲しくない。



静かに眠らせてあげたい。


するとCTで原因を知ることが

できると教えてくださった。




Jが亡くなったのは朝方の5時。

くも膜下でした。



わたしがもっと気づいてあげられたら。


あのとき病院に強引につれて

いっていれば。


でもどの病院にいっても

神経性だ、群発性だと痛み止めもらうだけ。


健康診断も血液検査も異常無し。


死ぬ前なんて全く頭痛なくて

奇跡!なんて言って互いに喜んでたのに

なんで頭痛なくなってたの?!



なんで?!なんでJなの?


人のためばかり頑張ってたのに。


一人でいってしまった、

わたしを置いて。。



わたしが看取りたかった。


後悔ばかり。。

もっともっと一緒にいたかった。



冷たくなってる身体が信じられない。



もう目を開けてくれない。

笑ってくれない。



お通夜の前の晩は

葬儀の方が小学校からの

後輩でほんとうによくしてくださり

この日は身内以外シャットアウト。



Jをずっと独り占めしていたい。


娘と3人で一緒に寝れたね。



ほんとうに眠ってるような

綺麗な顔。。。


でももう冷たい。

あとすこしで肉体がなくなると

おもうと寂しくて寂しくて

たまらない。



考えられない。。。



今でもそう。わたしのせいだと

自分を責めてばかり。。。



自責の念が襲ってくる。。。


これも死別反応だそう。。。




私も同じ時期、

病院をはしごしていた。


実は

胸にしこりがある。


出張中も夜中苦しくなったりと

Jより私の方がまずい?といった

状態。


Jも

こんな風に症状がでていたら

今は病院も真剣に検査してくれたのかな。


よっぽど我慢強かったんだとおもう。



この後悔、自責の念は

一生背負うんだろうな。。。



いつも小さなことでも

ありがとうっていってくれてた。。。